ながさきあげは

昨日からやっと涼しくなった。鶏たちの食欲も少し回復してきてホットしている。先ほど養鶏場内でナガサキアゲハを見つけた。近づいても逃げない。場内にあるアゲハチョウの食樹に(カラタチ・カラスザンショウ・キハダ)産卵してくれるかも知れない。背景にあるムラサキシキブも数日内には開花するが、彼岸花・菊などの開花が遅れている。夏の異常な暑さが原因だろう。
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つまぐろひょうもん

「じゃこうあげは」に続いて「つまぐろひょうもん」のビオトープ作りを思い立って5年。先日場内売店の隣のブッドレアに沢山の蝶が群れていた。その中に念願の「つまぐろひょうもん」の雌雄がいた。交尾も観察されたので場内のスミレに産卵するものと思われる。幼虫を持参してくれた友人に感謝。ブッドレアには「なみあげは」「きたては」「じゃこうあげは」「きまだらせせり」「いちもんじせせり」「不明の蛾」などの蝶が吸蜜中であった。上段写真は「つまぐろひょうもん♀」下段写真は「つまぐろひょうもん♂」と「きまだらせせり(花穂の下側)」
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残暑

厳しい残暑によって、彼岸花の咲く時期が遅れたり、毛虫が異常発生するそうです。毎年見かける「クロメンガタスズメガ」の幼虫がブッドレアの幹についていました。平年より沢山発生しブッドレアを丸裸にしそうです。農薬を使わず手で駆除しています。
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やままゆが

毎日厳しい暑さが続くせいで養鶏場周辺の泉が枯れかけてきました。平成6年の大渇水の悪夢が再来しないよう祈るばかりです。養鶏場近くに住む友人がヤママユガを持参してくれました。余りに損傷が少ないのでアップしてみました。今まで見た蛾の中では最大級でした。
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あおいらが

2cm程度の随分派手な虫が10頭あまり目に止まりました。早速撮影しネット検索したところ、アオイラガ(蛾の仲間)の終令幼虫がエノキの幹から地上に降りてくるところです。毒を持っており触らぬようにと注意書きもありました。(異様にきれいなものには近寄らないほうが良いようです。)土のなかで蛹化します。調べた食樹の中にエノキが含まれていないことが疑問です。
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きちょう

本日は気温がグングン上昇して15℃以上と思われます。先月20日ごろに今年の初見であった「キチョウ」も今日は吸蜜中を撮影できました。成虫で越冬した「キタテハ」蝶も数頭見ることができましたが、飛ぶスピードが早く撮影できません。高知ではすでに「モンシロチョウ」が飛んでいるとか、こちらでもまもなく見る事ができるでしょう。
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養鶏場で育つ蛾

今年の5月「じゃこうあげは」蝶のビオトープの近くで見慣れない蛾を見つけました。手に止まらせても逃げません。ネットで調べたら「ウンモンスズメ」という蛾です(上段)。以来養鶏場で育つ蛾にすっかり興味を持つようになりました。中段は朝鮮朝顔にいた「クロメンガタスズメ」(11cm)中段右も同種。下段左は「コスズメ」やぶからしにいました。下段右は多分「シモフリスズメ」ねずみもちの木にいました。幼虫はいずれも9月末から10月16日の間に撮影したものです。「すずめが」の特徴は幼虫のお尻のところに尾角という尻尾のようなものがあります。これ以外にも沢山の蛾の幼虫を撮影できました。養鶏場の自然の豊かさをこれからも大事にしていこうと思います。
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