
この度、当農場のWEBサイトが新しくリニューアルする事となりました(7月予定)。今度の新サイトはお客様がより買い物をしやすくするとともに、丸山農場の独自性をさらに発揮する構成にしました。安全・安心のタマゴ作りがどのように行われているのか、生産現場ではどのような事をしているのか、さらに一歩踏み込んで具体的にわかりやすく生産現場の「今」をご紹介します。
今回の目玉の一つは「ツイッター」です。生産現場のいろいろな「つぶやき」をリアルタイムでお届けしたいと考えております。現在、試験的に運用を始めていますのでよろしかったらのぞいて見てください。皆様のフォローをお待ちしております。アクセスは⇒http://twitter.com/maruyamaegg
今後とも当農場のWEBサイトを宜しくお願い申し上げます。

梅雨に入ったこの時期、ニワトリに寄生する吸血害虫の「ワクモ」が活発な活動を始めます。ワクモの被害は甚大でニワトリの貧血・衰弱・産卵の低下、それに伴う生産性の低下等、経済的にも大きな影響がでます。
私達が行っているワクモ対策は殺虫剤を使用せず、ニワトリとタマゴに優しい石の粉を利用した駆除です。流れとしては、粉を写真の機械で吹き付ける⇒ワクモに粉が付着する⇒ワクモの関節などに入り込みキズをつけ出血させる⇒体液や血液が出たワクモはミイラのようになって死ぬ という構図です。作業は二人がペアで行い鶏舎内のワクモが生息している箇所を念入りに吹き付けます。予防対策としても活用でき、その効果は実証済みです。
さらに生産性を上げる為、今回新しく2号機を作りました(写真上の左側)。発電機の容量を大幅にUPし、作業効率を高めました。現在この2台で全鶏舎を駆除中です。
初期投資と手間ヒマはかかりますが、安全で安心できるタマゴ作りにとってこの方法は極めて理にかなったもので、充分にペイできます。これこそが私達がこだわる【手間をかける養鶏】の真骨頂ではないかと思います。手間をかけた分、ニワトリは必ず返してくれます。
( ワクモ一口メモ) 体長約1ミリ。日中は鶏舎の餌樋・水樋の継ぎ目・金具の内側などに潜んでおり、夜間になると鶏の体にやってきて吸血します。

先日、直売所のちょっとした改修を行いました。以前狭くて短かった軒が今回の工事で広く、長くなり、購買スペースもゆとりが出来てお客様は雨を気にする事もなく、よりお買い物がしやすくなりました(写真下)。
お客様の立場に立つといろいろな事が見えてきます。私達は「ユーザーに喜んでいただけるお店作り」をこれからも心掛けて参りたいと思います。

「五月の蝿(ハエ)」と書いて、「うるさい【五月蝿い】」と読みます。5月はハエの発生が盛んな時期です。この「うるさい」ハエ達の駆除に現在追われています。私達は10年程前からくすりを使用しない環境に配慮したハエ対策を実施し、その効果が少しずつ実を結ぼうとしています。ただ、油断すると瞬く間に増えます。常に緊張感をもって望みたいと思います。
松山が生んだ明治の俳人、正岡子規もハエに関しての俳句を数多く作っています。
活きた目を つゝきに来るか 蝿の声
うっとおしい、まさに「五月蝿い(うるさい)」蝿の様子が目に見えるようです。
先日5/15に今年二回目の餌付け(ヒヨコの飼育)が始まりました。5月の気温は日中23℃前後と、ヒヨコを飼育するには丁度良い時期でもあります。冬場の飼育に比べて室内外の急激な温度変化がないため、一日を通して安定した温度を保つ事が出来ます。
とは言うものの、孵化したばかりのヒヨコは体温調整力が弱いため、きめ細やかな温度管理が必要になります。ヒヨコを観察しながら初日は室温31℃をキープし、加温に伴う乾燥を防ぐ為、散水により湿度を60~70%に保つようにしています。これから徐々に温度を落とし、3週間後には21℃程度までにしながら自然の環境に馴染ませます。
・・・・・・私達はヒヨコから育てています。安全安心のタマゴ作りにとって大切な要素だと思います。これからも愛情をもって育てて参ります。
【写真中央でクタ~となっている数羽のヒヨコ・・・・実は気持ちよくてウトウトと寝ているのです。これは舎内の環境がいい証拠なんです。このままスクスクと健康で育って欲しいものです】
前回ご紹介した新しい親鶏の移動から10日ほど経過しました。ヒナの時36グラムだった体重も122日経った今では1200グラムを超え、約30倍以上の重さになって順調に成長しています。さて、その鶏舎では今「鶏冠(とさか)合わせ」の作業の真っ最中です。
私達の鶏舎は1ケージに2羽づつ入れ飼育します。これはお互いが競争意識を持ちエサを食べて食欲を刺激させる効果があります。ただ、引越し当初は力比べをして強いニワトリが先にエサを食べるといった現象が現れます。そこで同じ大きさのトサカや同じ体格同士のニワトリを選別し、同じケージに移し変えてやります。こうする事によりニワトリ同士の強弱がなくなるとともに、産卵開始後のタマゴの品質(卵重・卵殻・卵黄色等)に差が出ないようになり、結果としてニワトリの健康維持とタマゴの生産性向上に寄与する事になります。この作業は産卵率が5%(例えば100羽の鶏が5個のタマゴを生んだ場合の割合です)程度までに完了させます。一羽一羽観察しながらの作業なので手間はかかりますが、これこそ私達がこだわる「人手のかかる養鶏」の真骨頂ではないでしょうか。

ところで、このニワトリ達も5日ほど前からコロコロとタマゴを産み始めています。卵重は35~40グラム程度とまだまだ小さめですが、お客様の中にはこのタマゴの販売を心待ちにされている方もおられ、予約も入っているとか・・・・・。間もなく「初たまご」として販売予定ですので皆様もこの機会にいかがでしょうか(たまごかけ御飯にピッタリ゙ですよ!)。

丸山農場では、安全・安心のタマゴ作りの一環としてニワトリをヒヨコから育てています。専用の育成場で約110日間、健康で病気に強いニワトリに育て上げ、タイミングをみて写真のように成鶏舎(タマゴを産む親鶏の鶏舎)に移動します。移動時,ニワトリはエサや水を口に出来ない状態なので、到着後は栄養剤をエサに混ぜてストレスの緩和を行います。
今回移動したニワトリも10日もしないうちにコロコロとタマゴを産み出します。これから健康で美味しいタマゴを産んでくれるよう私達もしっかり管理していきたいと思います。

(前回のブログの続編・・・)水洗いで有機物を充分に取り除いたあと、乾燥させ、いよいよ消毒です。私達が行う消毒は写真のようなコンプレッサーと煙霧消毒器を使用し、約8時間かけて消毒します。この作業を間隔を開けて2回実施します。追加として床面には消石灰を撒布します。
この消毒の目的は水洗いで残った細菌やウイルス等の殺滅で、ニワトリが健康で快適な環境で居られるように必ず実施します。間もなく新しい親鶏がやってきます。健やかで美味しいタマゴを産んでくれるよう祈ります。
丸山農場では親鶏を一斉に出荷(オールアウト)した後、鶏糞を除去し,水洗いを実施、2~3週間程度かけて丁寧に鶏舎の隅々まで洗浄します。そのあと充分に乾燥させてからタイミングをみて消毒を行います。新たに入ってくる親鶏の為に清潔な状態にしておきます。
水洗いはニワトリの健康維持、安全・安心のタマゴ作りにとって極めて大切で、気の抜けない作業です。消毒だけに依存するのではなく【水洗い洗浄+消毒】の組み合わせで良いタマゴを提供できるものと考えています。
ところで、今農場内では春の花々が元気よく咲いてお客様の目を楽しませています。日々、農場のスタッフが自主的に育てた赤、黄、白・・と色とりどりの木々や花は今日もお客様を気持ちよくお迎えしてくれる事でしょう

